沖縄県立球陽高等学校

進取・・・進んで物事をする人   
好学・・・学問を愛する人     
敬愛・・・うやまい愛する心を持つ人

学校概要

1.学校概要

 球陽高校は、平成元年に地域の要請と時代の変化への対応という目的で創立されました。急速に進展する科学技術及び国際化が叫ばれる中で、次代を担う人材育成のために理数科及び国際英語科が設置されました。

 平成11年3月には創立10周年記念事業として、セミナーハウスの冷房設備も整備され、放課後の自主学習、週末を利用した宿泊学習、夏休みの部活動合宿等自己研鑽の場として活用されています。

 今年度は創立31周年を迎え、名実とも沖縄県を代表する進学校をめざし全生徒・全職員決意を新たにしています。

2.教育目標・教育方針

① 「自ら学ぶ意欲」と「自主的・自律的な学習態度」が育つ教育実践を目指します。

② 基礎学力の定着と個性の伸長を図る教育実践を目指します。

③ 生徒一人一人の能力・適性を生かした適切な進路指導を図り、自己実現のできる教育実践を目指します。

④ 基本的な生活習慣を確立し、優れた見識と健全な判断力・実践力の備わった社会の発展に寄与しうる生徒の育つ教育実践を目指します。

⑤ 自他の生命と人権を尊重する豊かな心を培い、体力の向上とたくましく生きる心身ともに健康な生徒が育つ教育実践を目指 します。

⑥ 生徒・保護者・教師が、三位一体となって学校創立の精神を継承し、「進取・好学・敬愛」の校風樹立を図り、地域社会に 信頼される学校づくりのための教育実践を目指します。

⑦ 新教育課程の円滑な実施に際し、PDCAマネジメントサイクルの視点で学習活動の取組を進め、魅力ある学校づくりのための 教育実践を目指します。 

⑧ 「中高一貫教育」の充実と推進、「大学入学共通テスト」を視野に入れた学習指導の充実を図るなど、学校活性化のための教 育実践を目指します。

⑨ スーパーサイエンスハイスクールとして、高度な科学技術の研究等に資する人材育成に係るカリキュラムの研究開発に取り 組み、進化発展する学校づくりを目指します。

⑩ 防災計画や危機管理マニュアルの整備、危険物管理の徹底を図り、災害時における生徒職員の安全確保に万全を期すための 教育実践を目指します。 

⑪ いじめ防止基本方針に基づく様々な取組を通して、人権意識の高揚を図ります。

3.特色ある教育活動

 平日は1日6時間、60分授業を実施しています。

 さらに、放課後講座を実施し、国公立大学・私立大学の進学に対応すべく教育活動を展開しています。

 語学教育には特に力を入れ、外国人英語教師の常駐によるコミュニケーションを重視した授業に努め、国際語としての英語の学習 を深め、英語を理解し、英語で表現する態度と能力を育成します。

 また、語学研修・異文化理解等を目的に海外交流プログラムを推進しております。

4.教育課程

 (1) 理数科

 理数科目の単位数が多く、理科では物理・化学・生物・地学の4領域の学習を実験・野外実習を組み入れながら深め、数学分野では理数数学の教科で高校で履修すべき全分野を学んでいます。平成25年度より、文部科学省指定の「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の指定を県内で初めて受け、生徒の研究活動の充実に努めています。(現在2期目)

 (2) 国際英語科

 専門科目の「異文化理解」は、主に外国人指導教員の指導によって、コミュニケーション能力の育成を目指します。

 英語以外の語学選択に「中国語」と「スペイン語」があり、基本となる文法や簡単な日常会話を通して、中国語圏、スペイン語圏の生活や歴史・文化並びに習慣等を学ぶことができます。平成31年度より「国際探究」の科目を設定し、生徒の探究活動の充実に努めます。

 

5.生徒会・部活動

 部活動は、平日2時間、土、日曜日は3時間程度の日程で活動しています。なお、各部が参加できる対外試合は年間10回まで可能です。

 活動期間は、原則として第2学年の新人大会までですが、希望者は許可制で3年生まで活動ができます。

 平成11年度はリコーダーコンテスト東京大会に県代表として出場しソロで銀賞受賞、平成13年度は男子硬式テニス部がインターハイ全国大会出場、平成16年度は女子硬式テニス九州高校新人大会出場、平成17・18・19年度は高校総体新体操女子個人3連覇、平成21・22・23年度は高校総体ヨット競技3連覇を果たすなど、活発に活動しています。平成30年度では高校総体陸上競技5000m競歩で優勝を果たしました。

 また、生徒会活動は、生徒会執行部が諸行事を主体的に企画・運営するなど良き校風を作っています。